

第2回東邦ガス株式会社
開発商品の紹介
ライフラインである都市ガスの、安心・安全供給を実現しています。

こんにちは!
リュウベアです。
東邦ガスでは、知多緑浜工場、知多LNG共同基地、四日市工場、知多熱調センターからお客さまに都市ガスをお届けしています。
その1つ、知多緑浜工場を実際に見学する前に、まず都市ガスについてご紹介しましょう。

お料理やお風呂、いつも何気なく使っているガスは、
どのようにしてできているのでしょうか?
都市ガスの原料は天然ガス

東邦ガスがお届けしている都市ガスは、天然ガスを主原料としています。
天然ガスは、化石エネルギーのひとつです。1億年以上前の動物や植物の死がいが長い時間をかけて分解されてガスになったものです。
天然ガスを目で「見る」方法があります


なんだかとっても冷たそうな透明の
液体。何だかわかりますか?
そう、都市ガスの原料、天然ガスの「液体」です。においも色もありません。
白く煙のように見えているのは、空気中の水蒸気です。
LNG(エルエヌジー)って聞いたことありますか?
天然ガスは、常温では「気体」の状態です。その天然ガスに圧力を加えながらどんどん冷やすと「液体」になります。
この液体のことをLNG(Liquefied Natural Gas=液化天然ガス)といいます。なんと、このLNGの温度はマイナス162℃!! LNGは「極低温」と呼ばれる、温度がとっても 低くて冷たい液体なのです。
それでは、「極低温」を体験してみましょう。
「極低温」マイナス162℃の世界
さて、水が氷になる温度は0℃ですよね。まつ毛が凍るのは、だいたいマイナス15℃くらいからといわれています。LNGはそれよりもさらに冷たく、低い温度です。
そのマイナス162℃のLNGの中に、やわらかいゴムボールを入れてみるとどうなるでしょうか。
- 1ゴムボールのまわりがブクブクとしているのがわかりますか?
ゴムボールは常温です。マイナス162℃のLNGよりとても温かいので、ゴムボールのまわりのLNGが温められ、沸騰しているのです。 - 2しばらくつけたままにしておくと、LNGの中でゴムボールは急激に冷やされ、沸騰がおさまります。
ゴムボールは固くなり、とても冷たく、素手でさわると低温やけどをしてしまいます。 - 3このゴムボールを、地面に落としてみると…。
- 4まるでガラスのように、粉々に砕け散ってしまいました。
冷やされたゴムボールは、固くなると同時にもろくなり、砕けやすくなってしまうのです。

今度は、細い口のついたフタを容器にかぶせ、その口に火を近づけてみましょう。
…火がつきました!
容器の口からLNGが蒸発し、そのガスが燃えています。
そう、このLNGがお客さまの家庭に届けられる都市ガスの「素(もと)」。

日本から遠い海外で採掘された天然ガスは、現地でLNGにします。
液体になった天然ガスは、なんと体積が600分の1(サッカーボール2個分がゴルフボール1個分)になるのです。
体積を小さくすることで、一度にたくさんの天然ガスを運搬・貯蔵することができますね。
ガスがお客さまの家庭に届くまで

- ① インドネシア、オーストラリアなどの海外で採掘された都市ガスの「素(もと)」天然ガスは、液化(液体に)してLNGタンカーで運ばれてきます。
- ② 今回訪問する「知多緑浜工場」では、LNGを受入・貯蔵し、液体を気体に戻す工程を経て、都市ガスを製造します。
- ③ 道路の下に埋められたパイプライン(ガス管)を通って、各家庭に届けられます。
第2回東邦ガス株式会社
開発商品の紹介
ライフラインである都市ガスの、安心・安全供給を実現しています。
こんにちは!
リュウベアです。
東邦ガスでは、知多緑浜工場、知多LNG共同基地、四日市工場、知多熱調センターからお客さまに都市ガスをお届けしています。
その1つ、知多緑浜工場を実際に見学する前に、まず都市ガスについてご紹介しましょう。
お料理やお風呂、いつも何気なく使っているガスは、どのようにしてできているのでしょうか?
都市ガスの原料は天然ガス
東邦ガスがお届けしている都市ガスは、天然ガスを主原料としています。
天然ガスは、化石エネルギーのひとつです。1億年以上前の動物や植物の死がいが長い時間をかけて分解されてガスになったものです。

天然ガスを目で「見る」方法があります
なんだかとっても冷たそうな透明の液体。何だかわかりますか?
そう、都市ガスの原料、天然ガスの「液体」です。においも色もありません。
白く煙のように見えているのは、空気中の水蒸気です。
LNG(エルエヌジー)って聞いたことありますか?
天然ガスは、常温では「気体」の状態です。その天然ガスに圧力を加えながらどんどん冷やすと「液体」になります。
この液体のことをLNG(Liquefied Natural Gas=液化天然ガス)といいます。なんと、このLNGの温度はマイナス162℃!! LNGは「極低温」と呼ばれる、温度がとっても低くて冷たい液体なのです。
それでは、「極低温」を体験してみましょう。
「極低温」マイナス162℃の世界
さて、水が氷になる温度は0℃ですよね。まつ毛が凍るのは、だいたいマイナス15℃くらいからといわれています。LNGはそれよりもさらに冷たく、低い温度です。
そのマイナス162℃のLNGの中に、やわらかいゴムボールを入れてみるとどうなるでしょうか。
- 1ゴムボールのまわりがブクブクとしているのがわかりますか?
ゴムボールは常温です。マイナス162℃のLNGよりとても温かいので、ゴムボールのまわりのLNGが温められ、沸騰しているのです。 - 2しばらくつけたままにしておくと、LNGの中でゴムボールは急激に冷やされ、沸騰がおさまります。
ゴムボールは固くなり、とても冷たく、素手でさわると低温やけどをしてしまいます。
- 3このゴムボールを、地面に落としてみると…。
- 4まるでガラスのように、粉々に砕け散ってしまいました。
冷やされたゴムボールは、固くなると同時にもろくなり、砕けやすくなってしまうのです。
今度は、細い口のついたフタを容器にかぶせ、その口に火を近づけてみましょう。
…火がつきました!
容器の口からLNGが蒸発し、そのガスが燃えています。
そう、このLNGがお客さまの家庭に届けられる都市ガスの「素(もと)」。
日本から遠い海外で採掘された天然ガスは、現地でLNGにします。
液体になった天然ガスは、なんと体積が600分の1(サッカーボール2個分がゴルフボール1個分)になるのです。
体積を小さくすることで、一度にたくさんの天然ガスを運搬・貯蔵することができますね。

ガスがお客さまの家庭に届くまで

- ① インドネシア、オーストラリアなどの海外で採掘された都市ガスの「素(もと)」天然ガスは、液化(液体に)してLNGタンカーで運ばれてきます。
- ② 今回訪問する「知多緑浜工場」では、LNGを受入・貯蔵し、液体を気体に戻す工程を経て、都市ガスを製造します。
- ③ 道路の下に埋められたパイプライン(ガス管)を通って、各家庭に届けられます。