Club TOHOGAS公式キャラクターの「リュウベア」が、
東海エリアの普段は見ることのできない裏側をレポート!
リュウベアが東海エリアの普段は見ることのできない裏側をレポート!

あの施設の裏側や、あの仕事の魅力など『新しい発見』をお届けします。

レポートをするリュウベア
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一日中たっぷり楽しめる!セントレアの遊び方を徹底調査【前編】

展望デッキからアートスポットまで!
空港内を巡ってとっておきの体験を

2005年、愛知県常滑市沖の伊勢湾に浮かぶ人工島に国際空港として開港した「中部国際空港 セントレア」。
国内外38都市に就航し、年間約1,200万人もの人々が訪れています。
そんな空港内には、飛行機ファンを魅了する大迫力の展望デッキや空にまつわるアートなど、見どころがいっぱい。
そこで前編となる今回は、空港内での意外な楽しみ方について、広報担当である安藤美祐さんに教えてもらいました。

リュウベア

REPORT.01 間近で飛行機が
離着陸する展望デッキ

間近で飛行機が離着陸する展望デッキ

わあ、飛行機がいっぱいだね!

第1ターミナルの4階にある「スカイデッキ」は、滑走路まで300mという距離で、こんなに滑走路の間近まで近づける展望デッキは、日本国内で「セントレア」だけ。
目の前を離着陸する様子は迫力満点です。
朝の7時から夜の21時30分まで開放しているので、好きな時に気軽に立ち寄っていただけますよ。

滑走路を駆け抜け、離陸していく瞬間が見られる

滑走路を駆け抜け、離陸していく瞬間が見られる

おすすめの時間帯はいつかな?

国内線は朝の7時から9時、国際線は13時から15時のタイミングがもっとも飛行機が多いので、いろいろな種類の機体を見ていただくことができます。
また、伊勢湾に太陽が沈む夕暮れ時のほか、空気が澄んだ冬季は青や緑の航空灯火と美しい夜景のコラボレーションもおすすめです。

あれ?遠くの方に珍しい飛行機が止まってるね!

“夢を運ぶ”という意味を持つドリームリフター

“夢を運ぶ”という意味を持つドリームリフター

ボーイング747LCF、愛称をドリームリフターという貨物用の飛行機です。
アメリカや日本などにより国際共同開発されたボーイング787の機体の35%は中部地方で製造されていて、その部品を最終組立工場であるアメリカに運んでいるのがこのドリームリフターです。
世界中でたった4機しかなく、日本国内で離着陸するのはここ「セントレア」のみという、とてもレアな機体です。
この「スカイデッキ」からは、時折、機体後部が大きく横に開き、ボーイング787の主翼や胴体の一部を格納している様子を見ることができます。

あの大きな飛行機も珍しい形だね!

世界最大のロシア製の航空貨物機アントノフAn124です。
「セントレア」に飛んでくるのは数か月に1度あるかないか、そしていつ来るかもわからないので、見ることができたら超ラッキー。
さらに今日のように、ドリームリフターとアントノフが並んでいる光景は、私たち空港のスタッフでもそうそう見ることができないんですよ!

機体が重いため、ふわっと浮き上がっていく様子もアントノフならでは。離陸する瞬間、スカイデッキに詰めかけた多くの航空ファンから歓声が!
機体が重いため、ふわっと浮き上がっていく様子もアントノフならでは。離陸する瞬間、スカイデッキに詰めかけた多くの航空ファンから歓声が!

機体が重いため、ふわっと浮き上がっていく様子もアントノフならでは。離陸する瞬間、スカイデッキに詰めかけた多くの航空ファンから歓声が!

奥に止まっているのがドリームリフター(①)とアントノフ(③)。そして、その間に止まっているのはボーイング757(②)の特別塗装機。この3機が並んでいるのはレア中のレアだとか

奥に止まっているのがドリームリフター(①)とアントノフ(③)。そして、その間に止まっているのはボーイング757(②)の特別塗装機。この3機が並んでいるのはレア中のレアだとか

ジンベエジェット(写真手前から2機目)やピカチュウジェット、ナッシージェット宮崎といったオリジナルペイント機も見られたらラッキー

ジンベエジェット(写真手前から2機目)やピカチュウジェット、ナッシージェット宮崎といったオリジナルペイント機も見られたらラッキー

飛行機以外に車もいっぱいだね

乗客が乗降するための階段を備えたパッセンジャーステップカー(タラップ車)や、機内食や飲み物などを機内に入れるケータリングカー、貨物や手荷物が入ったコンテナをターミナルへ運ぶトラクターのタグ車、飛行機を先導する特殊車両のフォローミーカー、バックすることができない飛行機を所定の位置まで牽引するトーイングカーなど、多彩な車両が常に動き回っています。
それぞれの働きを見るのも、「スカイデッキ」での楽しみ方の一つです。

特殊車両や整備士たちが働く様子に目がくぎ付け!
特殊車両や整備士たちが働く様子に目がくぎ付け!

特殊車両や整備士たちが働く様子に目がくぎ付け!

REPORT.02 記念撮影にも最適な
アートスポット

記念撮影にも最適なアートスポット

あんなところに忍者が!

「セントレア」のある中部地方は多くの有名武将を輩出した地であると共に、伊賀忍者、甲賀忍者など忍者が誕生した地域です。
そこで、“「セントレア」と戦国時代の融合”をテーマに2018年7月よりサムライ×NINJAプロジェクトを開始しました。
3階の出発ロビーには忍者のオブジェが設置されています。

アクロバティックなポーズを決めた忍者は全部で14体

アクロバティックなポーズを決めた忍者は全部で14体

あ!あっちには猫がいるよ!!

飲食店やみやげ店が並ぶ「レンガ通り」には、13匹の猫が隠れています。
柱の陰や屋根の上など、くまなく探してみてください。
“幸せを呼ぶ猫”と呼ばれていて、全部見つけると幸せが訪れるかもと言われています(笑)。

13匹の猫は高い所にいるので、よく探してみよう
13匹の猫は高い所にいるので、よく探してみよう
13匹の猫は高い所にいるので、よく探してみよう

13匹の猫は高い所にいるので、よく探してみよう

あそこには飛行機が浮かんでる!

1902年にアメリカのライト兄弟が、人類史上初めて動力飛行に成功したグライダー、ライト・フライヤー号のレプリカです。
歴史家、職人であり、ライト兄弟研究の第一人者であるリック・ヤング氏が、布や木材にいたるまで忠実に再現。
2005年に開催された愛知万博のアメリカ館で目玉として展示されていたものを、「セントレア」が譲り受けました。

第1ターミナル4階、スカイデッキの中央出入口吹き抜け部分に設置

第1ターミナル4階、スカイデッキの中央出入口吹き抜け部分に設置

ほかにも、空間に親しみやすさをプラスするために、日本や飛行機をイメージさせる5作品のアートを展示しています。
特に3階のセンターピアは、多くの人が行き交う空港という喧騒から離れた静かな場所。
出発の前後でもいいですし、遊びに来た時のひと休みでもいいですし、リラックスするのにぴったりです。

センターピアに設置されている高橋節郎作の陶板アート「天空翔翔」
センターピアに設置されている高橋節郎作の陶板アート「天空翔翔」

センターピアに設置されている高橋節郎作の陶板アート「天空翔翔」

片岡球子作の陶板アート「冨士」もセンターピアに設置

片岡球子作の陶板アート「冨士」もセンターピアに設置

第1ターミナル1階の団体待合ロビーには、吉川正道作のセラミックアート「The water of life」が

第1ターミナル1階の団体待合ロビーには、吉川正道作のセラミックアート「The water of life」が

REPORT.03 「ひこうピ」でだれでも
音楽家気分に♪

「ひこうピ」でだれでも音楽家気分に♪

今度はピアノを発見したよ!

アイボリーホワイトが珍しい1975年製のピアノは、開港15周年を記念して設置されたもので、“飛行機”と“弾こう”を掛け合わせ、「ひこうピ」と名付けられました。
“花と緑と音楽にあふれる”空港をコンセプトとした「セントレア」のシンボルとして、訪れた誰もが自由に弾いていただけるようになっています。
NHKの番組「空港ピアノ」でも、国際線のグランドスタッフやパイロットのほか、小学生からシニアの方までさまざまな方が演奏する様子が紹介されました。

4階イベントプラザに設置された「ひこうピ」には、なぞの旅人フーを中心としたセントレアフレンズが集い、メロディに合わせて楽しそうに踊っている様子が描かれている

4階イベントプラザに設置された「ひこうピ」には、なぞの旅人フーを中心としたセントレアフレンズが集い、メロディに合わせて楽しそうに踊っている様子が描かれている

REPORT.04 セグウェイに乗って空港内をぐるり!

セグウェイに乗って空港内をぐるり!

あの人たちは何をしているのかな?

電動二輪車に乗っていただき、ガイドの話を聞きながら空港内を巡る「セグウェイ・ガイドツアー in セントレア」です。
特におすすめは、旅客ターミナルビルの1階から屋外へ向かい、緑豊かなセントレアガーデンを駆け抜けるコース。
最もスピード感を楽しめるコースなので、四季の景色を見ながら気持ちいい風を感じることができます。
ほかにチェックインカウンターと屋内のセンターピアガーデンを経由してスカイデッキへ向かうコース、ターミナルビルとアクセスプラザを結ぶ幅の広いスロープを往復するコースも。
専門のインストラクターが操作方法を丁寧にレクチャーするので、初めてでも安心ですよ。

ツアーは予約制で、60分コース3,500円、120分コース7,000円

ツアーは予約制で、60分コース3,500円、120分コース7,000円

REPORT.05 盆踊りからイルミまで
イベントをチェック

盆踊りからイルミまでイベントをチェック

このスペースでは何が行われるのかな?

第1ターミナル4階にあるイベントプラザでは、一年を通して、さまざまなイベントを開催しています。
なかでもイチオシは「花と緑と音楽で、笑顔あふれる空港 セントレア」を象徴するオリジナルイベント「セントレア空港音楽祭」。
ジャズやコーラス、マーチングなど、一年を通じて季節ごとに多彩なジャンルの音楽祭を楽しんでいただけます。
また、開港記念日のある2月には、就航するエアラインと航空業界企業が一堂に会する「航空ファンミーティング」や「セントレア」から就航する全国各地のおいしいものが集結する「就航都市フェア」が開催され、多くの人でにぎわいます。

イベントプラザのほか、セントレアホールやスカイデッキ、センターピアガーデンなど、「セントレア」内のいろいろな場所が会場となる「セントレア空港音楽祭」

イベントプラザのほか、セントレアホールやスカイデッキ、センターピアガーデンなど、「セントレア」内のいろいろな場所が会場となる「セントレア空港音楽祭」

イベントプラザ以外でも、2~3月の「福よせ雛」の展示、7月の「盆踊り」といった、四季折々を満喫していただける催しを実施しています。
なかでも11~12月はクリスマスに合わせた装飾で「セントレア」がもっとも華やぐ時期。
ここ2年は、SDGsの大切さを伝える内容となっており、海洋プラスチックゴミや間伐材・廃材を利用したオーナメントでツリーを飾りました。

アクセスプラザから第1ターミナル3階への連絡通路や出発ロビーなどに、約450体の「福よせ雛」を展示

アクセスプラザから第1ターミナル3階への連絡通路や出発ロビーなどに、約450体の「福よせ雛」を展示

2009年に始まった恒例行事の「盆踊り」は、夕暮れが美しいスカイデッキで開催

2009年に始まった恒例行事の「盆踊り」は、夕暮れが美しいスカイデッキで開催

空港でいろいろな楽しみ方ができるんだね!

「セントレア」にはほかにも、おすすめの施設がいっぱいあるんですよ!
これからご案内しますね。

うわぁ!楽しみだな。

空港グルメなど、気になる続きは後編をお楽しみに!

空港グルメなど、気になる続きは後編をお楽しみに!

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